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工学部とはどのような学部? 7/21(水) 2021年

工学部は工学を学ぶところです。では工学ってどんな学問なんでしょうか?大辞林には「科学知識を応用して、大規模に物品を生産するための方法を研究する学問。広義には、ある物を作り出したり、ある事を実現させたりするための方法・システムなどを研究する学問の総称。」と書いてあります。

つまり、工学部とは、生活環境の中にあるすべてのモノや仕組みを作る為に必要な技術や知識を学ぶところなのです。 そして、学んだことを活かしてモノを作ることで、人や社会を豊かにすることができるところなのです。

工学部で学べること

あなたの身の回りにあるモノや仕組みは全て工学から生まれたものと言っても過言ではありません。例えばあなたがよく手にしているスマホもそうです。

あなただったら、どんなスマホがつくりたいですか?環境にやさしいスマホ、落としても壊れないスマホ、充電の必要がないスマホ、はたまた空中に浮かぶ未来型のスマホだったり…?

しかし、作るためにはいろんな知識が必要になります。材料のことだったり、電気のことだったり、プログラムのことだったり…たくさんありすぎて一度には学べないので、工学部では大まかに学ぶ内容を学科に分けています。学科は大学によって様々ですが、一般的に分けると以下のようになります

  • 電気系…システム・制御、情報・通信、波動・回路、物性・デバイスなど

  • 建築系…造形、構造学、建築、材料など

  • 化学系…ナノサイエンス、バイオテクノロジー、エネルギーなど

  • 機械系…熱力学、機械加工、流体力学、制御理論など

1つの分野を詳しく学ぶ学科もありますし、全てがミックスされた学科もあります。

例えば、久留米工業大学の「交通機械工学科」は自動車の性能や交通環境(渋滞や大気汚染)等について学ぶ学科です。ですから、流体力学や設計・製図、エネルギー工学、電気工学、情報技術、環境問題、そしてデザインなど、様々な分野を学んでいきます。



工学部の進路・就職先

モノづくりに関わる学部ですから、やはりメーカーやIT企業に就職する人が多いと言えます。中でも、エンジニアとして設計・開発等に関わる部署で働く人が多いのではないでしょうか。

しかしながら、金融系・商社系・サービス業系といったいわゆる文系と言われる企業に就職する人もいるようです。また、地方自治体や学校の先生といった公務員になる人も毎年一定数います。

工学部は、どのような人が向いている?

一般的には、次のような人が向いていると言われています。

  • 論理的思考力がある

  • 数学・理科が得意

  • ものづくりに興味がある

  • コツコツと作業ができる

  • どうして?と疑問に思ったら色々調べてしまう 等

しかし、工学部にはさまざまな学科がありますから、その分いろんなタイプの人への受け口があります。将来、モノ・仕組み作りに携わりたい、工学に興味があるという人は、上記のような適正に自信がなくても、立派に工学部を卒業して知識を活かした職業についている人も沢山います。



 
 
 

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